法的手段を取ります!と言われたら・・・
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
先日、私の友人で最近ヤフーオークションで色々な中古CDを
販売するのにハマりだした人から、
「ある教材CDをヤフオクに出品したら、そのCDを
制作した○×出版社から警告メールが来ちゃったどう しよー」
とのヘルプメールが来ました。なんでもその警告メールには、
「弊社CDをヤフーオークションで出品することは
商標権と著作権侵害にあたりますので直ちに出品を
取りやめてください!さもなければ法的手段に訴えます!」
と書かれていたそうです。
この出版社、日本人だったら誰でも知っているような大手だったので
友人は本当に泣きそうでした^^;
「俺、裁判で訴えられちゃうのかな〜^^;」
と、本当にかわいそうでした。
これ、結論から言いますと商標権侵害でも著作権侵害でも
なんでもありません^^
自分でCDを大量にコピーして売りさばいていたなら問題と
なりますが、「正当に購入したCDその物の転売」であれば問題ないと
されています。
これは、「ファーストセール・ドクトリン」という考え方で、
要するに、「著作権者は1回CDを売って十分な利益を得ているから、
その転売にまで文句を言うことないでしょ!」
というものです。
大体そのCD自体、たかだか4〜5万円のものですのでよしんば訴えるのが
正しかったとしても、弁護士費用だけで軽く足が出てしまいます。
だから、訴えてもそれに見合う利益がないという意味でも大手出版社が
友人を訴えることはまずあり得ないです。
あなたの周りでも上記のような人はいないですか?
丁寧な口調で、「法的手段に訴えます!」とヤクザのような脅しを
かけてくる人が・・・
遠藤は個人的にこれってすごく卑怯だしイヤだなーと思います。
「よく調べもしないで、よく言うよ!」と滑稽にも思います。
実は業務提携契約のサポートをしていると似たようなことが
よく起こります。
昨日もそうでした。
先方があまりにテキトーな契約書案を出して来たので、こちらで遠藤が
修正した案をクライアントが送り返したところ・・・・
「なんだこれは!一方的すぎる!」
「すぐにこちらの弁護士に対応させる!」
「こんなものを送って来るのは全くもって遺憾だ!」
とすぐに電話してきたそうです。
遠藤のクライアントが何も知らないと思って、恐怖で交渉を有利に
進めようとする魂胆がみえみえでした。
業務提携契約相手は敵ではなくてパートナーなのに・・・
今だに、脅しやハッタリで交渉を有利にしようとする輩が
多いのが非常に残念です。
下記セミナーではこのような相手とどのように対応したら
良いかについてもお話ししています。
*********************************************************
第7回業務提携徹底活用セミナー開催
http://ameblo.jp/master-license/entry-11301488668.html
★コンテンツの「50%」がリニューアル!
★7月31日までの申込の方は早期割引あり!
★参加者全員に秘密保持契約の12のステップレポートプレゼント!*********************************************************
もし、あなたが上記と似たようなお悩みを抱えているようであれば、
ぜひ遊びに来て頂ければとても嬉しいです^^
またメールしますね。
遠藤祐二