アメリカのテキサス州にクリスティーン・ハさんという
とても有名なシェフがいます。
もちろん他にも腕の良い有名なシェフは世界中にいますが、
何と彼女は全く目が見えません^^;
自分が料理している素材が見えないのに
どうやって?
包丁を使って手を切らないの?
熱いフライパンや鍋を使って危なくないの?
と思ってしまいます^^;
盲目のマッサージ師、ピアニスト、マラソンランナーなどは
聞いたことがありますが、料理人となるとその難易度は遥かに
上がります。
そんな大きなハンデを負っているクリスティーンさん
ですが、2012年にはMasterChef(料理の鉄人みたいな番組)
に出場し、並み居る目が見えるプロの料理人達をしりぞけて
優勝してしまいます。
その後も彼女の活躍は留まるところを知らず
料理本の出版をし、自分のレストランを二軒も
経営しています。
本当に驚異的としか言いようがありませんよね^^
もしあなたがご興味があれば彼女の
活躍ぶりがYoutubeで見れますのでどうぞ!^^
英語が分からなくても十分に彼女の素晴らしさや
人間性を感じられると思います。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=W9dgaFBxEUc
べっぴんさんですよね^^
で、彼女がここまでの名シェフになれた要因の一つが、
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徹底して整理されつくしたキッチン
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です。
・6種類もの包丁やナイフを決められたルールに基づいて配置
・数十種類ものスパイスをアルファベット順に並べて使う
・フライパン/鍋を決められたルールに基づいて配置
などなど。
もちろん最初は、
包丁で何度も手を切ったことだと思います。
熱湯で何度もやけどをしたでしょう。
スパイスを何度も床にぶちまけたことでしょう。
そんな気の遠くなるような過酷な経験を通して
彼女が会得したルールに基づいて整理されつくしたキッチン
が彼女の数々の素晴らしい料理を生み出しているのだそうです。
このように、
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どれだけ事前に整理し尽くせるか?
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で勝負が決まってしまうのは業務提携の
契約交渉も全く同じです。
具体的には、
Q.この業務提携で達成したいビジョンは何か?
Q.絶対に相手に譲れないポイントは何か?
逆に譲っても良いポイントは?
Q.各交渉条件のポイントにおける自社の強みと
弱みは何か?
Q.各交渉条件のポイントにおいて最初はどのような
主張をするか?それに対する相手のリアクションは
どのようなものが考えられるか?
Q.交渉のチーム編成は?役割分担は?
などなど、本当に気が遠くなるような自分達との対話を
事前に何度も何度も繰り返すのです。
それでもクリスティーンさんが自分のキッチンのルールを
構築したまでの苦労や時間と比べたら全然ラクチンですよね?(笑)
遠藤も何か自分の仕事で「もうやってらんねーぜ!」という
気になったら彼女の動画を繰り返して見ようと思います^^
あなたも業務提携の契約交渉に臨む際には、
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どれだけ事前に整理し尽くせるか?
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が勝負だと心得ておいてくださいね^^
また、メールしますね。