その昔、遠藤がまだサラリーマンだったころ
社内の研修制度でマレーシアで半年間研修した
ことがありました。
生まれて初めての海外でのお仕事です。
研修生とはいえ、全くの容赦なしで仕事も
普通に割り振られます。
その当時(今でもそうですが^^;)全く英会話に
自信がない遠藤にとって一番の恐怖は、
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電話に出ること!!
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でした。
ある日のこと現地のパートナー企業に勤める
中国人の部長から電話で何やらクレームらしいことを
「●×▲□●●XXXXX◆■■■・・・・!!!!!」
と一気に英語でまくしたてられました。
遠藤のヒヤリング能力のなさに加え
この部長の英語は訛りがひどくて
ものすご~く聞き取りづらいのです。
言ってることの1/3も聞き取れなかったのですが、
思わず、
「い、、、YES・・・」
とだけ答えて電話を切ってしまいました^^;
これ、後になってわかったのですが、
絶対に「No!」と即答しなければならない理不尽な要求
だったらしく、その当時の上司には大変な迷惑をかけて
しまいました^^;
このように、
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内容自体は簡単なことでも、形が変わってしまうと
理解できなくなってしまうことがある!
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のは業務提携の「契約書」でも同じです。
これ、あまりに難しすぎて、全く理解できないという
ケースもありますが、それよりも、
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一見、理解できそうでも誤解してしまう!
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というケースの方が怖いです。
英語の契約書はもちろんのこと、
日本語の契約書でも同じことが起こります。
遠藤のクライアントでもたまにいるのですが、
ご自身で相手から来た契約書を読んで間違って
解釈してしまい、そのまま相手に回答してしまう
ことがあります。
もちろんそれはトンチンカンな回答ですので
その時点で相手から、
「んんっ?何言っとるんじゃこやつは?大丈夫か?」
と不信感をもたれてしまうことが結構あります。
まさに研修生時代に電話口で生返事をしてしまった
遠藤と同じ状況になります^^;
これはもう慣れの問題なので誤解してしまうのは
仕方がないのです^^;
だからあなたも契約書を読んでみて少しでも、
「???」
と思ったり違和感を感じたりしたら、面倒くさがらずに
専門家に、
「これってこういう意味で正しいですかね?」
と念のために確認するクセを身に着けることを
ぜひお勧めします。
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一見、理解できそうでも誤解してしまうものである
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ということをぜひ頭の片隅においておいてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二