お前は何者だ?って言われてませんか?
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
先日、あるちょっと有名な芸能人が所属する、
△△芸能事務所から電話がありました。
△△芸能事務所:
うちの○○をキャラクターにしたパチスロを、今度メーカーと
共同で作るんで、そのライセンス契約書を作って欲しいんですよねー
先生もテレビで見て知ってるでしょ?うちの○○!!
遠藤:
(嫌みな感じのやっちゃなー^^;○○ぐらいは知ってるけどね。)
はい。知ってますよ。
で、契約当事者は、相手側はメーカの○○株式会社としてそちら様は
どなたが当事者ですか?
△△芸能事務所:
先生、寝ぼけた事、言わないでくださいよ!△△芸能事務所って
言ってるでしょ!○○をマネージメントしている△△芸能事務所!!
△△芸能事務所が契約当事者に決まってるじゃないですか!!
遠藤:
・・・・・・
芸能事務所ってやはり遠藤と住む世界が違うみたいです^^;
なーんか一言一言が引っかかるんですよねー^^;
皆さんは、上記の△△芸能事務所さんの言っていることの
何がおかしいかわかりますか?
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これは個人事業主の方が間違えるポイントなんです!
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契約の当事者になれるのは、原則として「法人」か「個人」だけです。
でも、上記の例のように、△△芸能事務所などの「屋号」を契約当事者
として、平気で契約書に書こうとする人がいます。
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△△芸能事務所(以下、「甲」という)と
○○株式会社(以下、「乙」という)は以下のとおり契約した。*************************************************
みたいな感じです。
△△芸能事務所は個人事業主が勝手に使っている屋号であり契約の
当事者になれないことは、その名前で税務申告できないことからも明らかです。
△△芸能事務所では、何か起きたときに責任を取れる実体ではないからです。
当たり前のことかもしれませんが、結構間違えているケースが多いのです!
だから契約する相手が何者なのか?はまず第一に確認すべきポイントです。
そこを間違っていると後でえらい目にあいます。
法人なのか?個人なのか?それとも単なる屋号を語ってきているのか?
必ず確認するようにしましょう!
この辺りのことについても7月7日に一生懸命お話しさせていただきます!
↓ ↓ ↓ ↓
http://ameblo.jp/master-license/entry-11266228669.html
残席はあと「6」です!
またメールしますね。
遠藤祐二