あなたは「錦鯉」をご存知ですよね?
よく公園や庭園などの大きな池で悠々と
泳いでいるやつです。
この錦鯉、オークションで2億円を超える高値が
つくほど世界中で大人気で、「泳ぐ宝石」とも
称されています。
遠藤も全く知らなかったのですが、
一昔前までは日本のお金持ちのお庭、公園、庭園などで
飼われていましたが、今やその約9割が海外に輸出されて
いるそうですよ^^;
以前に、JALが発行している機関紙「AGORA」で
ハワイのオアフ島でこの錦鯉を育てて売るビジネスを
している、樹神(コダマ)さんの記事が載っていました。
↓ ↓ ↓ ↓
https://www.kodamakoifarm.com/
本当に世界中で大活躍している日本人は
まだまだいますね^^
樹神さんのビジネスは順調で、
ハワイ本店の他にも、ニュージャージー店、
フロリダ店、ニューヨーク店と次々とその
店舗を拡大しています。
樹神さんの運営するKODAMA KOI FARMでは
錦鯉の稚魚は全て新潟から仕入れて大きく育て、米国を
中心とした海外に販売しているのだそうですが、なんと
この稚魚、
*******************************************
1カ月もかけてウィルスチェックを行う!
*******************************************
のだそうです。
樹神さん曰く、
「一尾でもウィルスに感染しまうと、同じ池の錦鯉は
感染の恐れがあることから全て処分しなければならない」
とのことです^^;
将来性のある稚魚は何としても守らなければならないと、
ファームでは錦鯉に係る人々から池の水に至るまで
徹底した衛生管理をしています。
凄まじい拘りを感じますよね^^
このように、
==================
何としても守らなければいけないもの
==================
を明確にしておくことが重要なのは
業務提携の契約交渉でも同じことです。
そして「何としても」とつくぐらいですから
多くの場合、経営者の価値観や理念に深く
関係していることが多いのですよ。
ところが多くの経営者がそこまで深く
考えずに業務提携の契約交渉に臨んでいる
ケースが本当に多いのです(苦笑)
だから例えば、
×相手の金払いが良い
×誰々さんの紹介だ
×相手が大企業だ
などと、しょーもない理由で業務提携の契約を締結して
しまっているケースがほとんです。
その経営者が大事にしている価値観や理念に目を背けて
そんな契約を締結したところで長くは続かないですよ^^;
契約交渉とは「値段が高い、安い、下げろ、上げろ」などと
言い合って議論を戦わせるようなそんな単純なものでは
ありません。
相手のニーズと自社のニーズのずれを探し出し
それをうまく組み合わせるという高度な作業です。
そのためにはまずは、
契約における様々なポイントをすべて洗い出さなくては
なりません。
次に各ポイントの優先順位をつけなくてはなりません。
その優先順位をつけるための第一位は、
==================
何としても守らなければいけないもの
==================
になるのは当然のことです。
ここが明確になっているからこそ
各交渉ポイントの優先順位も決める作業に
入れますし、さらにはいざとなったら
****************
交渉決裂!!
****************
という決断もできるというものです。
あなたも業務提携の契約交渉に
臨む「前に」、
==================
何としても守らなければいけないもの
==================
について社内で真剣に議論してから臨むことを
お勧めしますよ^^
またメールしますね。
遠藤祐二