ネット等のニュースを見ると毎日のように
日本の元気のなさが報道されています^^;
労働人口の減少はもう止めることができず、
GDP世界第三位の地位をインドに抜かれるのは
時間の問題のようです。
為替はその国の成績表と呼ばれますが
留まるところを知らない円安がそれを如実に
表しているともいいます。
だからたとえ中小企業であっても
海外との取引開始に生き残りをかけて
取り組まなければならないというのは
多くの場合、正しいのだと思います。
遠藤がよく聞く「中小企業の海外進出パターン」
は以下のようです。
×得意先が海外進出して現地法人を設立し、
「御社もついてきてください!」と頼まれて
現地法人を設立
×現地ローカル企業のパートナーに、
「現地法人じゃなくちゃだめだ!本気度を見せてください!」
と半ば脅されるような形で合弁企業を設立
つまり自らの意志ではなく、
半ば引きずられるように受け身の姿勢で現地に会社を
作ってしまうような形で進出してしまう企業が多いようです。
ところがですよ。
現実はそう甘くはありません^^;
×「ついてきてください!」と頼んだ得意先からの
発注が想定よりも少なくて立ちいかなくなった。
×「本気度を見せてください!」と半ば脅すような感じで
要求してきた現地ローカル企業のパートナーに製品の
ノウハウ/技術を全部盗まれたあげくに仲たがいをして
合弁企業が清算に追い込まれた
なんて羽目になり、
泣く泣く撤退したなんて話はゴロゴロしています。
「なんでもう少しきちんと事前に調査しなかったの?」
と後になって非難されることも多いと思いますが、
中小企業では調査するためのノウハウはもちろんのこと
費用をかけるのもままならない^^;というのが正直なところでは
ないでしょうか?
よってそんな中小企業が海外取引を開始するための
王道はただ一つです。
それはですね。
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小さく小さく始めること!
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です。
いくら得意先に頼まれても
現地ローカル企業のパートナーに半ば脅されても
ろくに調査できないのであればいきなり現地法人や
合弁会社の設立をするのはNGです。
失敗したときのダメージは計り知れません。
よってその場合は、
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まずは業務提携契約だけの関係で小さく始めてみる
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のですよ。
べつの現地法人を設立しなくても、
売買基本契約を締結すれば製品の供給はできますし、
合弁会社を設立しなくても、
ライセンス契約を締結すれば技術の使用許諾はできます。
そうやって小さく始めて1年もやれば、
現地の状況や相手方の実力/信頼度も大抵わかってきます。
わかってきたところで、
「行けるぜ!」
と判断できれば次のSTEPとして現地法人/合弁会社の設立に
踏み切れば良いですし、
「ダメだこりゃ・・・^^;」
と判断できれば契約解除すれば良いのです。
いかがでしたでしょうか?
あなたも海外ビジネスを
始める際には、
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小さく小さく始めること!
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を第一に考えるようにしてみてくださいね^^
以下のプレセミナー/説明会では
上記のほかにも、
「海外企業との業務提携に必要なマインドセット」
のヒントをいくつかご紹介します。
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契約締結実現!マスター養成講座(第5期)
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上記のマインドセットは、
何も海外企業との業務提携に限らず
国内の企業との業務提携にも使えますが
やはりリスクのより高い海外企業との
業務提携においてより効果を発揮するという
ことです。
遠藤は以前、
仕事でマレーシアで約4年住んでいましたが
これを知らずして海外企業との業務提携に
挑戦するのはかなり危険です^^;
もし[[name1]]さんが今後、
海外企業との業務提携を検討されているのであれば
きっと何かのヒントがあると思います。
もしご興味があればぜひ遊びに来てくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二