先日は最寄りの郵便局に手持ちのUSドルを
日本円に両替しに行きました。
ラスベガス旅行で少し余ったのものですので。
以前のメルマガにも書きましたが、遠藤の
事務所のある東陽町では、なぜか銀行ではなく
郵便局でやるのです(笑)
「えーと今日のレートは1ドル97円半ば
ぐらいだったから、多分郵便局の両替レートは
95円くらいかなー」
となんとなーく頭の中で想定しながら郵便局に
入って行き、そこにいた若い案内の人に、
遠藤:「すみません。USドルから日本円の両替って
できますか?」
案内人:「ハイ。できますよ。エーと今日のレートは
1ドルあたり100.12円ですがそれで
宜しいですか?」
遠藤はその時、極度の寝不足で頭がボーとしていたの
ですが、前述のとおり、事前に自分の中で想定レートが
あったので、一瞬、
「エッ????」
と思いました。
でもそれ以上考えるのが億劫だったので
「あーそうですか・・・」
と生返事して違和感を感じながらも両替申請書を記入する
専用机に素直に座りました。
そして渡された両替申請書を一目見て
さすがに寝不足の頭でもパッと気付き
「あの。。。僕がUSドルを持っていて日本円に
したいんですよ?」
「なんかお得なレートだなーって思ったんですよねー」
と答えると、その案内人が、
「大変申し訳ございません!!そうでしたよね?」
「それですと今日の買取レートは1ドルあたり
94.28円となります!!!!!」
とのお答え。
きっと案内人の方も寝不足だったのでしょう(笑)
このちょっとした出来事で遠藤が何を言いたいか?
あなたにはわかりますか?
それは、
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事前に自分が想定する答えをもっておくことで、
異変にすぐに気付くことができる!
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という事です。
前述のとおり、もし遠藤がなんとなくでも両替レートを
事前に想定しなかったとしたら、寝不足の頭では細かい
両替申請書を見ても即座にパッと反応できなかったと
自信を持って言えます(苦笑)
それほどひどい状態だったので。
でも最初に想定レートを頭の中に準備しておいた事で
最初の会話で違和感を感じることができ、次に両替申請書
を見て即座に反応できたという訳です。
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事前に自分の想定する答えを用意しておくこと!
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これ、業務提携契約の交渉でも本当に重要な
ポイントとなります。
べつに間違っていたって良いのです。
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「事前に自分の想定する答えを用意しておく!」
という準備をして交渉に臨むことで相手の主張と
比較することができ、それに対してどう対応するか
の判断が初めてできる訳です。
での世の中の交渉者はそれを怠っている人が本当に
多いのです。
「とり逢えず言って向こうの言うことを聞いてみるか・・」
みたいな感じで何も準備しないでノコノコ行くみたいな感じです。
自分の中に想定した答えがない状態で「とり逢えず聞く」
ことをしても殆ど意味をなさないのです。
あなたもぜひ交渉に臨む前には各ポイントに
ついて「自分の想定する答え」を準備して望むように
しましょう。
もし余裕があるのなら、自分の想定する答えに対して
相手方がどのような反応をするかまで想定できれば
本当に素晴らしいと思います。
少しずつでも良いので習慣化して行ってみてくださいね。
またメールしますね。
遠藤祐二