ライセンスの権利者は誰だ?
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
先日の日経新聞にも掲載されていましたが「ハローキティ」を
有するサンリオが前期比3割増しの190億円前後の営業利益を
たたき出したそうですね。
その主な原因がハローキティのライセンス収入です。
キティちゃんのグッズ、玩具、カバン、洋服、自転車等々・・
キティちゃんの使い道はそれこそ無限なのでそれを他社に
利用させて、そのライセンス収入を稼ぐというビジネスモデルは
本当にこれからも伸びるでしょうね。
でもこのライセンスビジネスは本当に複雑です。
ライセンスビジネスを特に複雑にしている原因の一つが、
「権利者が誰だかわからない!」ことが多いということです。
遠藤の主宰する、業務提携徹底活用セミナーではよくアップルが
中国でiPadの商標権侵害で訴えられている事例をお話しています。
これって要するに、もしあなたが「アップルだから
当然iPadの権利者でしょー」と安心してアップルとライセンス契約を
締結して中国でiPadの製造・販売を始めたら、あなたも
訴えられるということなんです。
ここまでわかり易い例はあまりありませんが、
遠藤の担当した案件で、
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社長さん「個人」が開発した技術を、弟が経営する「会社」が
窓口となって他社からライセンス料を徴収してその技術を使わせている。********************************************************
という事例がありました。
これってどこが危険がわかりますか?よーく考えてみてくださいね!
ちなみにこの案件、後で裁判になって本当に大変なことになりました^^;
もしあなたが何がリスクかわからない!というときは遠藤まで個別に
ご連絡頂ければお答えしますね^^
★★★今日のまとめ★★★
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◆ライセンスビジネスでは、「誰が権利者か?」がわかりずらく、
細心の注意を払って確認することが必要!
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今日もお読み頂きありがとうございました。
またメールしますね
業務提携契約専門の行政書士遠藤祐二