男性脳と女性脳
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
先日、ある本に男性脳と女性脳の違いについて書かれていました。
一言で言うと両者は下記のような違いがあるそうです。
■男性脳:競争したがる脳
○女性脳:協調したがる脳
例えば、「おいしい店を見つけた」という話を一人がすると、
女性は、「今度一緒に行きましょう!」と言う流れになる
ことが多いですが、
男性は、「いや、俺の知っているあの店の方がウマイよ!」と
いう話の流れになることが多いとか。
ちなみに最近は、女性でも男性脳の人もいますし、その逆も
しかりなので、単純に男性だから男性脳、女性だから女性脳と
いう訳でもなさそうです^^
恐らく遠藤は女性脳だと思います(笑)
マーケティングに長けている経営者は、この男性脳と女性脳の
違いをきちんと意識してサービスを提供しています。
例えばレストランで食事を出すにしても、
「俺は○○を知っているんだ」
ということを言いたい男性脳を満足させるために、
素材や調理法に拘り、そのことをお店のメニューや書いたり、
店員さんにさりげなくその拘りを説明させたりします。
一方、
「誰かと○○を共有したい」
という女性脳を満足させるために、お店の内装や空間をまるで
自宅に遊びに来たような雰囲気にしたりします。
ここを中途半端にすると途端に客足が途絶えるらしいです。
この、
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男性脳と女性脳の違いを意識する
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と言うのは業務提携契約の交渉でも必須です。
そもそも業務提携契約の交渉が揉めることが多いのは、
男性脳の人が多いからだと思っています。
とにかく、「相手よりも優位に立ちたい」という思いが
強いために不必要なまでに、自社に有利な条件を勝ち取ろう
として多大な労力と時間をかけてしまうのです。
だから、そんなときはこちらも無理に張り合わずに、
「そんなところを少し優位にしたところで 面倒なだけで
御社にとってあまり大きな利益には なりませんよ。」
と言う点を見つけ出し、そのことを一つ一つ丁寧にかつ論理的に
教えてあげるようなスタンスがベストです。
一方、相手方が女性脳のときはとにかく
「両者平等であるポイント」
をできるだけ多く強調する方が良いと思います。
「両者平等=協調性が大事」というスタンスですので大抵の
ことは合意してくれますし、交渉もスムーズに進行します。
あなたも契約交渉に臨む際にはぜひ
「この相手は男性脳か?女性脳か?」を
見極めてくださいね。
またメールしますね。
遠藤祐二