業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
現在、遠藤の事務所で取り扱っている契約サポートのうち
約6割が、「海外の業務提携相手との契約交渉」です。
とうとう昨年から日本国内の業務提携相手との
交渉サポートの数を逆転してしまいました^^;
そしてそのうちの約8割が、
「新規に」海外と取引を検討しているお客様です。
初めての海外の相手との取引で皆さん不安で
いっぱいです^^;
今日はあなたがそのような状況になったときの
ための、
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海外の取引先との業務提携契約3カ条
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をご紹介しますね^^
◆第1条:マイペース主義
とにかく、海外の取引先はアグレッシブな人が
多いです。
「早くしないとビジネスチャンスを逃してしまう!」
あなたが思い切って出資してくれないと
我々も信頼してビジネス出来ないのでお願いします!」
などとグイグイきます。
ここで日本人はつい、
「これだけ熱心に言ってくるのだから。。。」
とか、
「ま~多少の疑問点やリスクは目をつぶろう。。」
などと、相手に合わせてしまいたくなります。
日本人の人の好さもありますが、
それよりも慣れない相手の交渉プレッシャーから
一刻も早く解放されたいという心の焦りが大きな
要因です。
でもそんなときこそ、マイペースを保つことが大事です。
相手がじれて不機嫌になってしまうぐらいで丁度良いと
思います。
◆第2条:メール主義
マイペースを守るためには、できるだけ面談での交渉は
最初の数回に留め、あとはメールや添付ファイルでの交渉に
した方が良いです。
英語力の問題もありますし、相手のプレッシャーを気にせずに
一つ一つ交渉のポイントを確認しながらじっくりと交渉を進められる
メリットは大きいのです。
特に相手がお調子者で言う事がコロコロ変わるような場合は
できるだけメールや添付ファイルでの交渉をメインにしましょう。
◆第3条:小分け主義
例えば今回取引する予定の商品が5品目あるとします。そして
あなたはその5品目を取り扱う能力が十分にあるとします。
ところが敢えて、
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1品目に絞って始めてみる
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のです。
「あれ?こんな程度でいいの?」と拍子抜けするぐらいお手軽な
ところから始めるのがコツです。
そして1品目だけ取引している間に得られる様々なFeedbackを
2品目、3品目に活かしていくのです。
これを一気に5品目をやろうとしてしまうと失敗したときの
ダメージが大きいです。
一気にやって市場を占有してしまおうなどというのは大企業の
戦略です。
中小企業や個人事業主は小さく小さく小分けして修正向上を
重ねていくやり方がやはり固いです。
海外の取引先との話はある日突然湧いてくることが多いです。
そんなときにはぜひ、
◆マイペース主義
◆メール主義
◆小分け主義
で進めてみてくださいね。
また、メールしますね。
遠藤祐二