業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
遠藤はその昔、
サラリーマンだった頃、マレーシアに
あるプロジェクトのために4年ほど住んでいたことが
あります。
マレーシアにある電話会社のテレコムマレーシアの
新本社ビルの建設に伴い、その内部で使用される
全てのネットワークシステムの構築をする、という
プロジェクトだったのですが、その当時にしてみれば
結構なお仕事だった思います。
遠藤のいた会社はその当時、マレーシアに駐在事務所しか
もっていなかったのでこのままではビジネスができません。
そこで、
・会社設立
・顧客/下請との交渉・契約
・各種許認可の申請・交渉・取得
・税務申告、免税処置の申請・交渉
・ネットワーク機器の輸入・税関との交渉
・労働ビザの取得
等々の小難しい法務・税務一式を全部遠藤が
なぜか任せられることになりました(汗)
その当時は今と違い、法務・税務知識は「0」です。
おまけに英語はほとんど話せません^^;
毎日会計事務所/弁護士事務所に通って
必死になって勉強しながらコンサルティングを
受けたのですが、ほぼ1度聞いただけでは
チンプンカンプンです^^;
そして同じことを何度も聞くので
当時の会計士さん/弁護士さん達は本当に
大変だったと思います。
ではなぜ、そんな遠藤でもなんとか仕事を
こなせたからと言うと、
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会計士、弁護士の人達がミーティングメモ
を作ってFAXしてくれたから!!
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です。
遠藤の理解度は大体いつも以下のような
感じでした。
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ミーティング中
⇒20%~30%
↓ ↓ ↓ ↓
ミーティングメモのFAX
⇒80%
↓ ↓ ↓ ↓
ミーティングメモのFAXを見ながら電話で質問
⇒100%
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いかにミーティング中にトンチンカンなやり取りを
していたかがよくわかりますよね(笑)
本当に毎回毎回わかりやすいミーティングメモを
作ってくれた会計士さん、弁護士さん達には感謝していますm(__)m
このように、
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ミーティング中の理解度はかなり
当てにならない!!
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というのは業務提携の契約交渉でも
全く同じです。
普通のミーティングと違い、司会やファシリテーター
がおらず双方が好き勝手なことを言い合うので
ほとんど記憶に残りません。
完全に忘れているとことはないかもしれませんが
自分の都合の良いように変換して覚えている場合が
かなり多いです。
例えば、
100万円(税別)と合意したのにも拘らず、
100万円(税込)と勘違いしてたりします。
よって、
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交渉が終わったら直ちに議事録を作って
合意事項を確認すること!!
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はある意味、交渉そのものよりも重要です。
これをせずに、
「あーあの件は●●という条件で話がついているから。。」
なとと言う経営者が多いのは本当に驚きます。
極論すれば、
「議事録を作らない交渉などやってもムダ!!」
とも言えるかもしれません。
[あなたも業務提携の契約交渉に臨む際には必ず、
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交渉が終わったら直ちに議事録を作って
合意事項を確認すること!!
===================
を習慣づけるようにしてくださいね^^
また、メールしますね。
遠藤祐二