業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
先日の新聞記事で、
「ビザ取得の要件緩和が進み、
日本移住の門戸は中国人の富裕層から
中間層にまで開かれた。」
「2026年には在留中国人が大台の100万人を
突破する見通しだ。」
とありました。
その影響力のすさまじさがよくわかるのが
例えば秋葉原です。
JR秋葉原駅の中央改札へ向かうと、
正面から次々と美少女キャラクターの広告が
現れ、アキバファンを出迎えます。
改札を抜けると、今度は全長30メートルもの
大型ビジョンに、女子高生などに扮(ふん)した
キャラクターが次々登場。ファンの気持ちを
高ぶらせる駅構内は「完全なアキバワールド」
です。
そしてこの広告主は日本企業では
ないのです^^;
上海に拠点を置くゲームメーカー、
上海悠星網絡科技「Yostar(ヨースター)」の
名称で展開している中国企業で今、秋葉原で
大人気です。
米調査会社センサータワーのデータによると、
24年に日本で売れたスマートフォンのゲーム
アプリ30タイトルのうち、既に11タイトルは
中国企業。足元ではさらに勢いづくのだとか。
もう日本のオタク、ゲーム、キャラクターは
世界に誇れる最後の砦だ、なんて言っていられない
世の中になりました。
この現象は秋葉原に留まりません。
日本の風物詩ともいえる、
上野のアメ横の商店の8割以上は中国人
経営者だと言います。
また、
道頓堀の商店街では中国語の看板を出す
中国人経営の商店が怒涛の勢いで広がって
いるとか。
ちなみに昨年ぐらいから、
遠藤の事務所に来る契約サポートの問い合わせに
「在日中国人」からのものが急増しています。
旅行者ばかりでなく、日本に住み着いたり
日本人と結婚してビジネスをやる人が増えているので
考えてみれば当たり前のことです。
彼らとお話していていつも思うのが、
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途中であきらめない
*******************
ということです。
もう少し具体的に言うと、
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難しい契約書の考え方や言葉に出会っても
自分で理解して使いこなせるようになるまで
何度でも質問し続ける
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という方々ばかりです。
一方、日本人の方は同じ日本語を使って
契約書作成のためのやり取りをしているのに、
×遠藤が10質問しても2ぐらいしか回答しない
×回答しても「あの~そういうことを聞いているのでは
ないのですが。。。」というトンチンカンな回答を
する
×やり取りの途中でぷっつりと音信普通になる
という方が2割ぐらいいます(苦笑)
中国人のお客様は今の所
上記のようなリアクションの人は
「0」です。
このままではますます中国に
差をつけられそうですね^^;
このように、
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コミュニケーションを取るのを
途中であきらめない!
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のは業務提携の契約交渉でも
もちろん大事です。
要は、
「契約締結」または「交渉決裂」までは
最後まで行きましょうよ!ということです。
これが一度でも途中でフニャフニャっと
「立ち消え」みたいなことになってしまうと
それはクセになります。
一度ついたクセはなかなか治りづらく、
何度交渉しても同じことが繰り返されますので
要注意です。
もちろんどんな相手にも
「契約締結」または「交渉決裂」まで
頑張る必要はなく、まずは、
「この相手は本当に交渉するに値するか?」
という見極めを第一に行う事は言うまでも
ありませんけどね^^
あなたも業務提携の契約交渉に
臨む際には、
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◆STEP1
まず相手を見極める
◆STEP2
途中で交渉をあきらめずに
「契約締結」または「交渉決裂」まで
頑張る
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という2STEPを忘れないように
してくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二