業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
さて、遠藤は毎朝ある教材を使って英語の音読を
しているのですが、今の教材のトピックにこんな
ことが書いてあります。
↓ ↓ ↓ ↓
アフリカの農業の話です。
アフリカでは農業の大部分を女性が担っているそうです。
この女性達により進んだ農業技術を教える試みが
行われています。
ある団体では外部の専門家が派遣されて
「リアルなセミナー形式」で新しい農業技術の
移転を行いました。
ところが、セミナーを受講した、たった2割の女性しか
新しい農業技術を取り入れなかったそうです。
その団体は別の地域でも農業技術の移転のための
講習を行いましたが、今度は「ビデオ」を使ったそうです。
そしてその結果、なんと「ビデオ」の講習を受講した女性の
70%以上が新しい農業技術を取り入れたそうです!!
さて、
あなたはなぜだかわかりますか?
普通なら「リアルのセミナー」の方が「ビデオ講習」より
ずっと効果が出そうなものですよね?
その理由とは・・・
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ビデオで新しい農業技術の実演をしているのが
同じアフリカの女性だったから。
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だそうです^^
恐らく最初のリアルなセミナーで登場した
専門家の方が詳細かつ正確に
農業技術の説明をしたと思います。
でも、「農業技術を広める」という目的を
達成できなかった訳ですから皮肉なものです。
聞き手のアフリカ女性達は、
同じアフリカの女性が実演しているのをみて、
●この技術は信用できそう^^
●この人がやってるのなら私にもできそう^^
と70%以上もの女性が思ったので農業技術が
広まったと言う訳です。
このように、
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誰に話をさせるか?
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はある意味、何を話すか?より重要なことも
あるのです。
そしてこの、
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誰に話をさせるか?
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は業務提携契約でも大事なポイントに
なります。
そして上記の例でもわかるとおり、
交渉される内容に一番詳しい専門家が
ベストな人選とは限らないのです。
「この相手だったらこの人がベストだろう?」
と相手に応じて時には話す人を変えた方が
交渉を有利に進められることが多々あります。
よって、あなたも契約交渉に臨むときには
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誰に話をさせるか?
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を真剣に検討してみてくださいね。
またメールしますね。
遠藤祐二