業務提携契約ガイドランナー 遠藤です。
ここ数年の円安の影響によるインバウンド
ブームに留まらず、日本に住み働く外国人も
急増しているようですね。
日本総合研究所の推計では、
「2040年代には外国人が
人口の1割を超える」
となっています。
まだまだ日本には海外の人にとって
学ぶべき技術/文化があり、
それを体得するために日本に住む外国人が
増えることは間違いなさそうです。
ところがですよ・・・
「日本が踏み台になりつつある」
という意見もあるそうです。
例えば、
「日本で働いていたフィリピン出身の
技能実習生が技術を習得後すぐに
賃金の高いカナダに移住してしまった(><)」
みたいなケースです。
まさに、
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技術だけ取って後はサヨナラする
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外国人も増えており、
このまま何もしないでいると
日本は本当に単なる「踏み台」に
なってしまいそうですね(><)
よって、
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技術習得後も働き場所として
選ばれ続ける日本
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を真剣に考えなければ
ならないということです。
このように、
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技術習得後も引き続き、
パートナーで居続けてもらうこと!
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を真剣に考えて設計しなければ
ならないのは、今後あなたが
挑戦するであろう業務提携でも
全く同じです。
「そりゃやっぱり良い関係を構築することでしょ?」
ま~確かにそれも大事です^^
でもやはりそれだけではだめで、
「もう技術は教えてもらって後は自分で
できるから、あなたには申し訳ないけど
用はないですね^^」
と言われないような付加価値を
相手に与え続けられるような
仕組みを真剣に考えると言うことです。
例えばわかりやすい例で言うと
ラーメン屋さんのフランチャイズ契約。
加盟店がオープンする前の研修を終え、
オープンした後は、
「お店で出す、麺とチャーシューは
引き続きFC本部から購入し、他の第三者から
購入してはならない!」
という取り決めをすることが考えられます。
もちろん、
その麺とチャーシューが他の第三者では
作れない味と品質であるということは
大前提のお話ですが。
また、他の例では、
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技術のアドバンスコース
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なども考えられます。
「あなたに研修で教えた技術のさらに
上がありますよ~^^」
という見せ方をすれば、
あなたが用なし呼ばわりされる
ことはなく、今後もずっと付き合って
いただける可能性が出てきます。
しかしこれも、
あなたが常にお持ちの技術を
修正向上させ続けることができる!という
ことが大前提となりますが。
他にも色々とあると思います。
あなたも業務提携をする際に
相手に技術を提供する立場であるときは、
「5年、10年、20年とパートナーで
居続けてもらうためには何が考えられるだろう?」
という質問を自らに問い続けてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二