あなたは、「Agora」って雑誌を
ご存知ですか?
JALのマイレージクラブに入会すると定期的に
送られてくるものなのですが。
その中で日常業務で英語を使うパイロットの
お話が載っていました。
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「パイロットだから、英語はペラペラですよね?
うらやましいよね~」
職業がパイロットだと言うとよく周りの方々から
このように言われます。
もちろん航空機の世界では、管制塔とのやり取り
を英語で行いますし、機内アナウンスでも英語で
挨拶したりしています。
でも、「ペラペラでしょう?」と尋ねられると、
ちょっと違うんですよ~」
と心の中ではつぶやいています。
と申しますのもコックピットで話す英語は
いわば。。。。
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「航空機の世界の独特の英語」なんです。
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例えば、
・three(スリー)⇒トゥリー
・five(ファイブ)⇒ファイフ
・nine(ナイン)⇒ナイナー
・thousand(サウザンド)⇒タウザンド
と発音しますし、管制塔との交信では
・Yes⇒Affirmative
・No⇒Negative
というような英語を使っています。
大きな国際空港ともなると、様々な国の
航空機が数分単位で離発着を繰り返しています。
そのため私達の話す英語は、進路、高度、スピード
を示す単語、それに数字が多くを占め、それらを
正確で手短に伝えるために最適な発音/単語が
使われています。
日本でも、例えば魚市場で競りの様子を見ていると
関係者以外は何を話しているのかさっぱりわからない
といったことがありませんか?
パイロットの英語もこのような競りの言葉のような
ものであり、私達には便利で分りやすい英語ですが
他の方には聞き取りにくいということもあるように
思います。
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これ、契約書に使われている英語も全く同じです。
恐らく、英語を母国語にしている人たちでも意味不明
な単語がたくさん並んでいます。
契約英語に慣れた専門化には短い単語で多くの概念を
表現することができて、とても便利なものですが、
一般の方には全くお手上げです。
だからですね。
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専門家でない人が英文契約書を片手に交渉に臨む
ことほど愚かなことはないです^^;
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別の言い方をすれば、
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英文契約書は契約交渉では全く役に立ちません!
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契約交渉だって会議ですよね?
相手とコミュニケーションを取れないのに
どうやって会議を進めろというのでしょうか?
従って、
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契約書とは別に、話し言葉で書かれた契約交渉用
の資料を別に用意すること
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を遠藤はお客様にいつもお勧めしています。
イメージはこんな感じです。
↓ ↓ ↓ ↓
http://www.master-gyosei.com/image/B1D1CAB8B7C0CCF3B8F2BEC4A4CEA5DDA5A4A5F3A5C8.pdf
この資料を作る手間をかけられるか否かが
英語での交渉の成否を分ける!!
と言っても過言ではありません。
あなたも、もし海外の相手と英語で
交渉するようなことがあったら、必ずパワポ
で作成した、契約交渉用の資料を用意するよう
頑張ってみてくださいね。
そして、他にも契約交渉用資料以外に
交渉前に準備することはたくさんあります。
下記のセミナーでは、「契約交渉前に必要な準備」
についてかなり詳しくご説明しています。
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第14回業務提携徹底活用セミナー
6/16(日)に曙橋で開催!
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あなたが、「契約交渉って何を
準備すればいいんだろ?」と疑問をお持ち
であれば、ぜひ遊びに来て頂ければ嬉しい
です。
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また、メールしますね。
遠藤祐二