その昔、遠藤がまだサラリーマンだった頃、
パチンコ/パチスロ会社に転職したことが
ありました。
仮にA社としましょう。
その当時のA社の長年の野望は、
日本国内で作るスロットマシーンを
ラスベガスのカジノホテル向けに販売すること
でした。
ラスベガスのカジノホテルに
スロットマシーンを納入するためには、
ネバダ州政府の厳しい審査をパスする
必要があります。
しかしながら、その当時のA社は、
色々と違法行為すれすれのことをやらかしていたので(苦笑)
なかなか審査をパスすることができずにすでに3年もの間、
奮闘していました。
そこで遠藤が入社して、ネバダ州政府との
やり取りを担当させられることになったのですが、
とにかく大変だったのが、
**************************
膨大な資料の翻訳
**************************
です。
財務資料、経営資料、業務フロー、役員の預金通帳、
組織表、取引の契約書等々に関わる、
英文⇔和文の翻訳の量がハンパなかったです^^;
そこで大量の翻訳者に業務委託をしてその仕事を
割り振る仕事も遠藤の業務でしたが、ま~とにかく
「ロクな翻訳者がいなかった・・・^^;」
というのが感想です。
もう少し具体的に言うと、
*************************************
単に英語ができるだけ
↓ ↓ ↓ ↓
資料の中身を理解していない
↓ ↓ ↓ ↓
「これってどういうことですか?」
という質問すらしない
↓ ↓ ↓ ↓
自分の思い込みで勝手に翻訳する
↓ ↓ ↓ ↓
「なんじゃこりゃ?^^;」
という翻訳文ができあがる
*************************************
というていたらくです。
たとえ「book」という言葉がありますが、
これはその前後の文脈で全然意味が違ってきます。
財務資料の中で使われているbookは「帳簿」
という意味ですが、そのことを知らないで
自分の思い込みで、(読書する)「本」などと
トンチンカンな翻訳をする翻訳者がほとんど
でした。
「すみません、翻訳する前に内容について
不明点が少しでもあったら、必ず確認してくださいね」
と何度も何度もお願いしたのですが、
面倒くさがってその確認作業をしない翻訳者が
ほとんどでした。
「世の中の翻訳をする奴にはロクなやつがいないね・・・^^;」
と、その当時の遠藤は若さもあってそんな職業差別とも
いうべき偏見をもってしまい、恐らくその当時、20人ぐらい
クビにしたと思います(><)
相変わらず人間の器が小さいです。
このように、
*******************************************
人は大量の文章を目の前にすると
とにかく字面だけ早く整えようとする
誘惑に駆られる生き物である
*******************************************
という傾向は、
あなたが業務提携の契約交渉で
使う契約書でも如実に表れます。
英文契約書なら猶更です。
「あ~めんどくせぇ~^^;
とにかく早く片付けてぇ~」
という気持ちに負けてしまい
その内容について一つ一つ丁寧にチェック・確認をする
という作業から極力逃げようとするのはもう本能とも
言えるかもしれません。
だから手っ取り早く、
ネットからダウンロードしてきたひな型を
チャチャッと修正して使ったり、
外部の法律の専門家にロクにやりたい取引の
内容の説明もせずにリスク診断や修正をお願い
したりします。
************************************
見た目が立派な契約書を作る
************************************
というのがあなたの
本当に欲しい結果であればそれでOKだと
思います。
しかし、そうではなく、
=================
相手と納得の条件で契約締結する!
=================
というのが本当に欲しい結果ですよね?
そうであれば、
どんなに大量の文章を提示されても
そこから逃げることは許されません。
一つ一つ丁寧に確認をし、
不明点があれば面倒くさがらずに
質問をする、という地道な作業を続けられる
経営者だけが、本当に欲しい結果を得ることが
できます。
あなたが業務提携の契約書に向き合うとき
にはぜひこのマインドを忘れずに、そして
「あ~めんどくせぇ~^^;
とにかく早く片付けてぇ~」
という誘惑に負けないでいてくださいね^^
下記のセミナーではワークショップ形式で
「契約の各項目のもつ意味」
について改めて向き合って
もらう機会をもっていただきます。
↓ ↓ ↓ ↓
================================
契約締結実現!マスター養成講座(第6期)
プレセミナー/説明会(ZOOM開催)
◆契約交渉のニーズがある経営者/現場担当者向けご案内
↓ ↓ ↓ ↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/ofy29
◆契約サポートをしたい士業/コンサルタント向けご案内
↓ ↓ ↓ ↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/b3x9t
================================
そしていくら立派な契約書を用意しても
その内容があなたが本当にやりたい取引内容を
反映していなければ全く意味がないということも
再認識いただく機会もあります。
多くの経営者が、
「契約書が取引内容をきちんと反映しているか否か?」
をきちんと検証する手間と時間をかけようとしません^^;
だから上記のセミナーでも、
「交渉してその結果を契約書にする意味」
について、改めてあなたが考える
機会をもっていただきます。
いくら立派な契約書を用意しても
その内容があなたが本当にやりたい取引内容を
反映していなければ意味がないですよね?
それなのに多くの経営者が、
「契約書が取引内容をきちんと反映しているか否か?」
をきちんと検証する手間と時間をかけようとしません^^;
だからあなたがきちんと検証する手間と時間を
かけるのを惜しまなければ契約締結を納得の条件で
まとめることができ、競合他社に差をつけることが
可能になります。
「う~ん、当社はどうだったっけかな・・・・^^;」
とあなたが少しでも不安を感じるのであれば
ぜひ上記のURLをクリックしてみてくださいね^^
またメールしますね。
遠藤祐二