先日のことだ。
事務所の電話が鳴り、出てみると
こんな問い合わせを受けた。
仮にAさんとしよう。
Aさん:「遠藤先生の所では中国人のビザの申請
はやってますか?」
「実はとても優秀な中国人の留学生がいて
法政大学の大学院に通っているんです。」
「彼を4月から弊社社員として雇いたいのですけど
ビザ(在留認定資格)の変更をしないといけないのです。」
遠藤 :「なるほど。中国人のビザの変更ですね。」
「自慢じゃないけど1回もやった事ないです(笑)」
「恐らくAさんもお問い合わせいただく前にご自身で
色々と勉強されたのではないかと思います。」
「なので、Aさんがやった方が遠藤がやるより120%
うまくできると思います!」
すると、Aさんが言った。少し声が笑っている。
Aさん:「それはスゴイ自慢ですね!!」
「今までご自身のできる事をたくさん並び立てる
士業の先生はイヤと言うほど見てきました。」
「でもこんなに自分のできない事をハッキリと
言う方は遠藤先生が初めてです(笑)」
「実は他にも中国との業務提携契約の案件もある
のでそちらもご相談したいのですが。。。」
べつに遠藤は自慢したかった訳ではない。
素直に事実を言っただけだ。
もっと言うと、
「ホームページに業務提携契約専門って書いて
あるだろうがー、ちゃんと読んだんか?あんたは?(イラッ)」
っとまで思っていた。
相変わらず器の小さい男だ。
でも人は、
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「これしかやりません!」と言われると安心し
そう言い切っている人を信頼する。
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ものらしい。
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できる事よりもできない事をまずは
メッセージとして発信する。
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もしあなたが何かの集客に困っていたら
ダメ元でこのメッセージを発信してみたらどう
だろうか?
あまりこのアプローチを取っている競合は
いないので意外と良い効果をもたらすかもしれない。
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できる事よりもできない事をまずは
メッセージとして発信する。
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これは業務提携契約交渉でもその効果を
発揮する。
そもそも業務提携契約交渉と言うものは
相手と自分とで足りないものを互いに
補い合えるか否か?を探る作業だ。
とかく、交渉者は、
「あれもできます。これもできます。」
と言っているうちに、調子に乗って
自分ができない事まで、
「それもできます!」
なんて言ってしまいがちである。
そして後でそれがバレて信頼を失う。
そんな世界はウンザリである。
そんな輩が多い世の中だからこそ
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できる事よりもできない事をまずは
メッセージとして発信する。
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ことにより相手の信頼を勝ち得ることに
なるのでは?
と遠藤は考えるのだ。
「なんか小さい事言ってるねー」
「そんな事じゃいつまで経っても成長できないよ!」
「ちょっと興ざめしちゃったよ。」
「新しい事にチャレンジしていかないとジリ賓になるよ。」
などといくら言われてもいい。
「それは出来ません!」
と誇りを持って言い続けたい。
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今日はある人の真似をして、いつもの
「です。ます調」を変えて「だ。である調」で
書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
書いている方としてはなんかドキドキして
楽しかったです。
でも、上記の「できない事をメッセージとして
発信する」ことで業務提携の契約交渉において
良い結果をもたらすことが多いのは本当にその通りですので
ぜひ勇気を出してやってみてくださいね^^
下記のプレセミナーでは、
契約交渉に必須の、
「契約コミュニケーションスキル」および
「マインドセットスキル」について後半部分で
詳しくお伝えします。
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多くの経営者が、「契約書を用意すること」までは
割とスムーズにできますが、
「契約書に書かれている事をいかに伝えるか?」
については本当に苦労されている方が多いという印象です^^;
交渉は独特の緊張感の中で、
今まで聞いたこともなかったような内容を明確かつわかりやすく
相手に伝える必要があるので無理もないです。
そのための色々なノウハウと考え方をお伝えしますが
その中で、一つでも持ち帰っていただければ
全然今までは違う結果になると思います。
もしあなたがこれから契約交渉を控えているのであれば
きっと何かのヒントがあるかと思います。
ノウハウ/考え方だけではなく、誰でもすぐに使える交渉サポートツールも
プレゼントします。
もしあなたがご興味があればぜひ遊びに
来ていただければ嬉しいです^^
またメールしますね。
遠藤祐二