最近、在日外国人からの業務提携契約の
ご依頼がうなぎ登りに増えています。
昨日も日本語が流暢な香港女性から
電話で問い合わせがあってかなり長い時間、
やり取りをしました。
いくら日本語が流暢と言っても契約の
条件についてのやり取りとなると、
流石に訳がわからない日本語になります^^;
おまけに香港の人は負けん気が強く、
遠藤が少し、「これはダメでしょー」
みたいな話をすると、その訳のわからん
日本語で機関銃のようにわめき散らす
ので、最後の方はほとんど言い争いでした^^;
本当に本当にほんーとに疲れます(><)
でも昨日は、
ある言葉が救ってくれました。
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コミュニケーションは、相手とわかり合う
ためにするのではなく、
「あなたと私は違うんだ!」ということに
気付くためにするものだ。
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昔、遠藤がマレーシアにいたときに
マレーシア人の友人が教えてくれた言葉です。
マレーシアの人口は約3,200万人ですが
マレーシア人60%、中国人30%、インド人
その他10%ぐらいの比率です。
そしてそれぞれの民族は他の民族の事が
かなり嫌いです(笑)
でもこの数十年もの間、1回しか民族間の
大きな紛争がないのです。
これは、他の多くの国々において度重なる
異なる民族間の紛争でたくさんの人達が
命を落とした事を考えると驚愕の事実です。
その友人は教えてくれました。
「いいかい、相手とわかりあう、なんて言っている
その言葉の裏には、必ず相手を自分の好きなように
コントロールしてやろうなんて潜在意識が隠れて
いるのさ。」
「だから民主主義的な対話の名の下に多くの殺し合い
が他の国では起きているんだよ。」
「本当は人は、まずは相手と自分は違うんだということを
潜在意識レベルで思い知るためにコミュニケーションを
とるべきなんだね。」
と。
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相手の事を無理に好きになる必要はない。
でも相手と自分との違いは認めてあげる。
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これこそがマレーシアに住む人達がその歴史上
愚かな民族紛争で犠牲者を出さずに済んだ知恵
なんだと思います。
あなたはどう思われますか?
これって業務提携契約交渉にもとても役に立つ
考え方だと思いませんか?
ちなみに、そのわめき散らす香港女性と
さんざんやり合ったあげく、無事に??
契約書作成のご依頼を頂くことができました^^
また、メールしますね。
遠藤祐二