今、カンボジアの首都プノンペンに滞在中です。
昨日は午前中にこちらにあるイオンモールを
訪問させていただきました。
単純に「日本と比べてどうかなー」程度の思い
で行っただけなのですが、ふと「Wakana」という
お土産屋さんのお店の看板が目に留まりました。
店長は渡辺さんという女性なのですがお話を
お伺いすることが出来ました。
カンボジアは首都のプノンペンやアンコールワットのある
シェムリアップは目覚しい発展をとげていますが、
それ以外の都市はまだまだ貧しく、幼い女の子達が
生きていくための売春宿がたくさんあるそうです。
そこで渡辺さん達はカンボジアの貧しい女性達の
自立を助けるために毎年、デザインコンテストを
開催しています。
そのコンテンストで優秀な成績を収めた
若い女性デザイナーのデザインを企業と
タイアップして商品化し、販売するという
モデルを作りました。
つまり、
カンボジアの女の子達がデザインしたものを商品化
↓
経済的にも精神的にも自立するお手本となる女性リーダーを創出
↓
他の女性が憧れる
↓
同じような女性が増え、ヘルプ/サポートをする循環が出来る
という訳です。
詳細はこちら!
↓ ↓ ↓ ↓
http://dreamgirlsshop.com/
「ここまでの仕組みを考えることで本当にカンボジア人を
助けたと言える。」
「中途半端にお金や物を送るだけでは単なる自己満足に
終わってしまうリスクが高いのでは?」
と考えさせられました。
そして午後には、
今年の1月にも訪問したくっくま孤児院を
再び訪問させていただきました^^
くっくま孤児院とは?
↓ ↓ ↓ ↓
http://maketheheaven.com/cambodia/ccmha/
ここでは現在27名の子供達がくらしており、
楠さんという女性がその子達の世話をしています。
誰でも訪問する事ができ、行くと子供達が
様々な踊りを見せてくれるのですが驚かさせるのは
とにかく、
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踊りのレベルが高い!!
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のです。
普通にお金を払って見に行く価値があるレベルなのです。
現に子供達はカンボジア内でも色々なところに呼ばれて
彼らの踊りを見せるほどの腕前で、日本にも何度も行って
公演しているほどの実力です。
そのためには毎日踊りの先生について常に踊りの質を
高めているとか。
「最終的には私達がいなくても子供達が自分達の
力で食べていけるような仕組にしたいのです。」
と楠さんはおっしゃっていました。
今日のメルマガでご紹介した渡辺さん、楠さんは
共に、
「カンボジアの貧しい人達を助ける仕組みを作る」
というものすごく難しいことに挑戦しています。
この「仕組み作り」のレベルまで考えるというのは
「業務提携を構築する」のと全く同質のものであり、
そのためには緻密な設計と何度もトライ&エラーを
繰り返さなければなりません。
今回の滞在は、
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5年、10年、20年と業務提携を続けるためには
どうしたら良いか?
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という質問の答えを見つけることが目的の一つですが
ちょっとヒントが見つかりそうな気がしています。
今日も引き続きその秘密を探りたいと思います。
これからバンコクに移動します。
またメールしますね。
遠藤祐二